1月後半は、香川の郷土野菜「まんば」をご紹介しています。
前回の投稿で
「まんばは寒くなるほど葉に赤みが増し、甘みも増していっそうおいしくなる」
と書きました。
とはいえ、凍てつくような寒波が続くと生育が遅れ
収穫量が減ってしまうことがあります。
この冬も昨年と同じくらいの生産量が見込まれ、
3月まで出荷が続く見込みですが
天候によっては一時的に店頭に並ぶ量が減少することがあるかもしれません。

さて、まんばの基本は
新鮮なうちに下茹でしておくことです。
使いきれない分は、下茹で後に冷蔵や冷凍しておくと
便利ですよ。
写真のように、1枚ずつくるくる巻いて冷凍しておくと
必要な分だけ自然解凍して、まんばのけんちゃんはもちろん
炒め物などいろいろな調理に使えます。

今回は、下茹でしたまんばを使う「まんば入りすき焼き」をご紹介しましょう。
まんばのほのかな苦味が、春菊の役割を補ってくれるおいしさです。
<まんば入りすき焼き>
所要時間:30分
<材料>(2人分)
・まんば…2−3枚
・牛肉すき焼き用…200〜300g
・長ネギ…1本
・焼き豆腐…1/2丁
・しらたき…小1袋
・牛脂…1カケ
・砂糖、しょうゆ…適宜
・日本酒…大さじ3
・卵…2個
※具材の内容、量はお好みでご用意ください。
<作り方>
1)まんばはたっぷりの湯で下茹でし、よく絞ってから、繊維を切るように食べやすい大きさに切る。牛肉は大きければ半分に切る。長ネギは3cmの筒切りに、焼き豆腐は食べやすい大きさに切る。しらたきは熱湯にさっとくぐらせてザルにとり、7−8cmの長さに切る。
2)鍋(あれば鉄鍋)を熱して、牛脂を当てるように脂をなじませる。長ネギを入れ表面を少し焼き付ける。牛肉を広げて入れ焼き、砂糖適宜(大さじ1−2推奨)と日本酒大さじ2を回しかけ、肉とネギに味を含ませる。しょうゆ適宜(大さじ1−2推奨)も加えたら肉は1カ所に寄せ、残りの具材を入れ、日本酒大さじ1を加えて野菜の水分で煮る。
3)銘々の器に卵を割ほぐし、煮えた肉、具材につけながら食べる。煮ていると野菜の水分が出て味が薄くなるので、砂糖としょうゆを適宜加えて調整しながら食べる。
まんばの下茹では30秒〜1分程度の短めに。
冷水にとって15分くらいは浸水してアク抜きをしてから使うとえぐみが抜け、まんばの色も出にくくなります。
また、香川のすき焼きは地域によっては削ぎ切りにした大根を入れるところもあります。大根に味が染み込んだすき焼きもおいしいですね。
まんばの茹で方については、以前ご紹介したこちらも参考に。
