1月は食卓に春を運ぶ
香川のなばなをご紹介しています。
一般的に西日本では「なばな」、東日本では「菜の花」と呼ばれますが同じものです。
ちなみになばなは、食用(野菜)、観賞用(花)、菜種油用と、それぞれ適した品種が違うんですよ。
食用のなばなは、県内全域で栽培されていますが、とくに多く生産されているのは高松市、丸亀市、さぬき市あたりです。
今期は植え付け時に雨が少なく生育が遅れぎみでしたが
最盛期の2月3月に向け、今はどんどん出荷されています。
今回は、いちばんオーソドックスな
「なばなのおひたし」をご紹介しましょう。
なばなのほろ苦いおいしさがわかりやすい調理です。
<なばなのおひたし>
所用時間:20分
<材料>(2人前)
・なばな…1束(袋)
・ ひたし地…だし汁:1・1/2カップ、みりん:大さじ2、しょうゆ:大さじ1・1/2、塩:ひとつまみ
<作り方>
1) 鍋になばなを茹でるお湯を沸かす。なばなは穂先と茎で半分に切る。
2) ひたし地の材料を合わせてひと煮立ちさせ、粗熱をとる。
3) なばなを茹でる。鍋に塩小さじ1(分量外)を入れ、なばなの茎→穂先の順に鍋に入れ、再沸騰後1分ほど茹でたら冷水にとり、ざるにあげて水気をとる。
4) 器になばなを入れ、全体にひたし地をかけて15分ほどひたしたら出来上がり。
ひたし地はめんつゆを使えばさらにお手軽に。ひたし地に和からし(チューブなら1cmほど)を溶き入れると「からし和え」になります。
なばなの茎が太い場合は、縦に半割りにすると茹でやすく、食べやすくなりますよ。
なばなの畑訪問のようすはこちらからどうぞ。