11月は香川生まれの野菜「食べて菜」をご紹介しています。
今年は秋まで暑い日が続いたせいで
一部、生育が遅れているところもあるようですが
11月から出始めています。
まだ出荷量が少なく、一部の小売店でしか見かけませんが
これから最盛期を迎えますので
もうすぐ、県内各地で見つけられるようになるはず。
2月にかけて出回ります。
小松菜よりも食べやすく
ほうれん草よりもシャキシャキ感のある食べて菜は
鍋にも炒め物にも、和え物にもむく野菜。
今回は、寒い日にぴったりの
「食べて菜のあんかけ焼きそば」をご紹介しましょう。
主役はたっぷりの食べて菜です。
豚肉のレシピでご紹介していますが
鶏肉、牛肉、エビやイカ、カキなど魚介類でも
組み合わせる肉や魚は
そのとき食べたい具材で大丈夫です。
<食べて菜のあんかけ焼きそば>
所用時間:30分
<材料>(2人前)
・食べて菜…1袋
・ 焼きそば用蒸し麺…2袋
・ 豚肉(こま切れなど)…120g
・ にんじん…3−4センチ
・ にんにく、しょうが…各みじん切り小さじ1/2
・ 味付け…オイスターソース:大さじ1・1/2、酒・しょうゆ:各大さじ2、鶏ガラスープ(顆粒):小さじ2
・ 片栗粉…大さじ2
・ サラダ油…大さじ3
・ こま油…大さじ1
・ 塩・こしょう…適宜
<作り方>
1) 蒸し麺は手か箸でほぐしておく。フライパンにサラダ油大さじ1と1/2を入れ、中〜弱火で熱し、麺を広げてそのまま動かさずに7−8分、じっくり焼き固める。きつね色に焼けたら裏返し、フライパンのふちからサラダ油大さじ1と1/2を回し入れ、両面をカリッと焼く。
2) 麺を焼いているあいだに「あん」を作る。食べて菜は5センチに切り、葉と茎を分けておく。にんじんはタテ半分に切ってから3ミリの斜め切りに。豚肉は一口大に切り、塩・こしょう適宜ふっておく。
3) 味付けの調味料は水カップ1と1/2に入れ、よく混ぜておく。片栗粉は水大さじ3と合わせて水溶き片栗粉にしておく。
4) もうひとつのフライパンにごま油大さじ1を入れ、しょうがとにんにくのみじん切りを入れてから火にかけ、香りを出す。豚肉を入れて色が変わってきたら、炒めながら食べて菜の茎の部分、にんじん、食べて菜の葉の順に加えて手早く炒める。
5) (3)の調味料をフライパンに流し入れ、沸騰したら、水溶き片栗粉を少しずつ加えてよく混ぜ、とろみをつける。
6) 焼いた麺は大きくほぐして皿にのせ、(5)のあんかけを上からかけたら出来上がり。
お好みで辛子を添えたり、最後に酢をかけてもおいしくいただけます。
あんかけのとろみで、食べて菜1袋でもペロリと食べてしまいますよ。
食べて菜の畑訪問のようすはこちらからどうぞ。