前回に続いて今回も今が旬の「きゅうり」をご紹介します。
ピッカピカのきゅうりがどんどん売り場に並んでいます。
6月に入るとビニールハウス育ちから
主流は露地栽培に。
どんどん採れるようになってくると
まっすぐきれいなきゅうりだけでなく
曲がりきゅうりの“お徳用”も目につくようになってきます。
まっすぐ育てる技術の一方で、なかには曲がって成長してしまうものも出てくるわけですが、味はいっしょです。
こういうのは産地ならではのお買い得!
漬物やたたききゅうり、冷やし中華(冷麺)のせん切りなど
調理によっては曲がっていてもかまわない。
そんなときは、形より鮮度優先で
お得にモリモリ食べたいですね。
というわけで、今回は
せん切りきゅうりがたっぷり味わえる
レンチン鶏の冷製をご紹介しましょう。
<きゅうりとレンチン鶏の冷製>
所用時間:15分(漬け時間・冷やす時間を除く)
<材料>(4人前)
・きゅうり…2本
・鶏むね肉…1枚(300〜400g)
・下味A…酒:大さじ2、マヨネーズ:大さじ1、砂糖:小さじ1、塩:小さじ1弱
・たれ…酢:大さじ2、砂糖:大さじ1と1/2、青ネギ小口切:大さじ1、しょうゆ:大さじ1、にんにくすりおろし:小さじ1弱、ごま油:小さじ1、塩:少々
<作り方>
1) 鶏むね肉は全体にフォークを刺して味を染み込みやすくしてから、保存袋に入れ、下味Aの調味料を加える。なるべく空気を抜くように袋を閉じ、手でよく揉む。30分〜半日冷蔵庫で味をなじませる。
2) レンチン鶏を作る。(1)を下味の調味料ごと耐熱容器に入れて、ラップをふんわりかけて、電子レンジ600wで3−4分加熱。加熱ムラがないよう、途中で天地、向きを変える。そのまま余熱で中まで火を通し、粗熱がとれたら、汁ごと冷蔵庫で冷やす。
3) きゅうりは4−5センチのせん切り(写真参照)にして、冷蔵庫で冷やす。
4) たれの材料を合わせて、冷蔵庫で冷やす。
5) レンチン鶏を繊維に沿って手で裂き、冷やしたせん切りきゅうりの上にのせ、たれをかけて出来あがり。
きゅうりは冷やすことでパリッと歯ごたえよくいただけます。
レンチン鶏は下味にマヨネーズを加えることで
やわらかくしっとり仕上がります。
このまま冷やし中華の具材にも使えますよ。
きゅうりの畑訪問の様子はこちらからどうぞ。