全国的に「春菊」ですが西日本では
「菊菜(きくな)」とも呼ばれています。
香川県全域で栽培され、10月〜3月にかけて出回ります。
おいしくなるのは気温が下がる12月〜1月。
春菊の葉っぱをよく見ると
大きく3種類あることにお気づきでしょうか?
・ 葉:大きい 葉の切れ込み:浅い、丸みを帯びている→大葉(おおば)種
・ 葉:やや大きい 葉の切れ込み:たくさんある→中葉(ちゅうば)種
・ 葉:小さい 葉の切れ込み:深い、細かい→小葉(こば)種
香川県産の多くは「中葉種」です。
売り場で観察してみてくださいね。
春菊は鍋野菜としておなじみですが、
和え物やサラダでもおいしいですよ。
今回は韓国風のサラダをご紹介しましょう。
<春菊と鶏ささみのサラダ>
所要時間:15分
<材料>(2人分)
・春菊…1把
・鶏ささみ…2本
・ 酒…大さじ1
・ 塩…小さじ1/2
・ 調味料A…ごま油:大さじ1、酢:大さじ1、コチュジャン(またはラー油):小さじ2、しょうが(すりおろす):小さじ1/2、砂糖:小さじ1/2、塩:ひとつまみ
・ 炒りごま(白)ごま…小さじ1
<作り方>
1)ささみは筋を取り除いて、全体にフォークで刺して穴をあける。耐熱容器にささみと酒大さじ1と塩ひとつまみを入れてよく揉み込み、5分程度置く。軽くラップをかけ、電子レンジで3〜4分加熱。そのまましばらく置いて粗熱をとる。
2)春菊は3cm程度に切る。太い茎は5mm程度の斜め切りにする。
3)ボウルにごま油以外の調味料Aのをよく混ぜ合わせ、ごま油はさいごに加え、よく混ぜ合わせておく。
4) (1)を手で繊維に沿って裂き、春菊とともに(3)のボウルに入れ、しんなりするまでよく和える。器に盛って炒りごまをかけたら出来上がり。
鶏ささみをしっとり仕上げて
手で裂きながらほぐすと
春菊とからみやすくよくなじみます。