vol.177【クウシンサイ】

茎の断面が空洞なので空芯菜(クウシンサイ)。

ほかに「エンサイ」「エンクーシン」「ヨウサイ」

とも呼ばれている中国野菜です。

香川県では高松市や観音寺市などで栽培されています。

7〜9月にかけて出回り、ピークは8月。

わずかなヌメリと茎のシャキシャキ感が特徴で

炒め物やスープなどに向きます。

葉物野菜が少なくなる真夏にありがたい

栄養価の高い緑黄色野菜です。

 

サッと作れる塩炒めをご紹介しましょう。

<クウシンサイの塩炒め>

所要時間 15分

材料(2人分)

・ クウシンサイ…150〜200g(1袋)

・ にんにくみじん切り…1かけ分

・ 鷹の爪…1本(好みで)

・ サラダ油…大さじ1

・ 酒…大さじ1

・ 塩・コショウ…適宜

・ ごま油…小さじ1/2

 

1) クウシンサイは5cm程度に切り、葉と茎に分けておく。

 

2) フライパンにサラダ油、にんにくみじん切り、鷹の爪(種を取り除く)を入れ、弱火でじっくり香りを出す。にんにくは焦がさないように気をつけて。

 

3) 強火にしてクウシンサイの茎を入れて大きく返し、全体に油がなじんだら、葉も加えて炒める。塩・コショウをし、鍋肌から日本酒を加えて全体を混ぜ、サッと蒸し焼きに。

 

4) 最後にごま油を鍋肌から回しかけ、全体をなじませたら出来上がり。

 

高温で手際よく炒めるときれいな緑色に仕上がります。