茎の断面が空洞なので空芯菜(クウシンサイ)。
ほかに「エンサイ」「エンクーシン」「ヨウサイ」
とも呼ばれている中国野菜です。
香川県では高松市や観音寺市などで栽培されています。
7〜9月にかけて出回り、ピークは8月。
わずかなヌメリと茎のシャキシャキ感が特徴で
炒め物やスープなどに向きます。
葉物野菜が少なくなる真夏にありがたい
栄養価の高い緑黄色野菜です。
サッと作れる塩炒めをご紹介しましょう。
<クウシンサイの塩炒め>
所要時間 15分
材料(2人分)
・ クウシンサイ…150〜200g(1袋)
・ にんにくみじん切り…1かけ分
・ 鷹の爪…1本(好みで)
・ サラダ油…大さじ1
・ 酒…大さじ1
・ 塩・コショウ…適宜
・ ごま油…小さじ1/2
1) クウシンサイは5cm程度に切り、葉と茎に分けておく。
2) フライパンにサラダ油、にんにくみじん切り、鷹の爪(種を取り除く)を入れ、弱火でじっくり香りを出す。にんにくは焦がさないように気をつけて。
3) 強火にしてクウシンサイの茎を入れて大きく返し、全体に油がなじんだら、葉も加えて炒める。塩・コショウをし、鍋肌から日本酒を加えて全体を混ぜ、サッと蒸し焼きに。
4) 最後にごま油を鍋肌から回しかけ、全体をなじませたら出来上がり。
高温で手際よく炒めるときれいな緑色に仕上がります。