vol.173【なす】

香川県産なすのおいしい季節になってきました。

一年中売り場に並んでいますが

野菜を扱うプロの間では、この時期のなすを「夏秋(かしゅう)なす」と呼んでいます。

ジューシーでやわらかいのが特長です。

焼く、煮る、揚げる、漬けものに…と常備しておくと本当に便利な野菜のひとつです。

香川では「なすの辛子漬け」も夏の定番ですね。

 

お店で食べるようなおいしい「焼きなす」の作り方をご紹介しましょう。

魚焼きグリルでじっくり時間をかけて焼きます。

 

<基本の焼きなす>

 

所要時間:20分

 

材料(4人分)

・なす…4本

・おろし生姜、削り節、醤油…好みで適量

 

1)火が通りやすくなるように、なすの先端から茎に向かって、菜箸を突き刺して空気の通り道の穴を開ける。

 

2)ガクの周りを切り、皮がむきやすいようにタテに3−4本、包丁で皮に切れ目を入れておく。

 

3)魚焼きグリルで、皮が全体的に焦げるくらい焼く。指で押してみて中が柔らかくなっていたら取り出し、熱いうちに皮をむく。

 

4)タテ4等分に切り、おろし生姜、削り節、醤油をかけてできあがり。

 

皮をむくときに熱いからと、水にとってしまうと

焼いたなすのおいしいジュースが流れてしまいます。

やけどをしないように気をつけて

素手かペーパータオルで手早くむいてください。