Z世代である高校生や大学生、25歳までの方たちを対象としたイベント「五感で知る香川野菜」を開催いたしました。今回のイベントは、香川大学大学院農学研究科 宮成吾さんに内容を考えていただきました。見る、触る、食べるなど五感を使った内容となっており、参加者と一緒に考え、楽しめるイベントになったと思います。
イベントに参加できなかった皆さんにもこちらのページから香川野菜について少しでも興味を持っていただき、香川野菜の魅力を見つけていただければ幸いです。
当日の様子はこちらからご覧ください。
今回のイベントで紹介された香川野菜「三豊なす」「香川本鷹」について紹介します。
〇三豊なす
[歴史]
昭和初期に朝鮮半島から三豊の農家が持ち帰ったとされている(他にも諸説あり)
[主な産地]
三豊市、観音寺市、高松市
[特徴]
普通のナスより約3倍大きい
開花後25日で収穫
水分が多く柔らかい
[料理]
ナスのカルパッチョ
ナスグラタン
※画像:(一般財団法人)かがわ県産品振興機構
〇香川本鷹
[歴史]
安土桃山時代に朝鮮半島から塩飽水軍が持ち帰ったとされている
[主な産地]
三豊市、丸亀市、高松市など
[特徴]
普通の唐辛子より2~3倍大きい
国産の唐辛子の中でトップクラスの辛さ
辛さと共に旨味を持つ唐辛子
[料理]
香川本鷹カレー
南蛮漬け
※画像:(一般財団法人)かがわ県産品振興機構
イベント終了後、参加者の皆さんが実際にお家で三豊なす料理を作ってくれました。
作ってくれた料理写真を一部紹介します。
なすのあんかけ
カルパッチョ
ミートグラタン
企画を考えてくれた宮さんの感想です。
香川大学大学院農学研究科の宮です。今回のイベントの企画と当日の進行を行いました。大学では野菜の研究を行っており、野菜の魅力を実感する毎日を送っています。
イベントの企画段階では野菜の魅力である「美味しい・楽しい・ヘルシー」をどう参加者に伝えるのか、考えを巡らせました。こうして、資料を用いた解説だけでなく、県産野菜の三豊ナスを用いたハンバーガーの試食や収穫体験といった、香川野菜を五感で知ることができるイベントの企画に至りました。イベント当日では、実食や収穫体験中に、参加者さん同士での会話も生まれ、非常に良い空間となり、楽しんでいただくことができました。
香川県産野菜には魅力的な野菜がたくさんあります。スーパーなどで見かけたら、ぜひ一度お手に取って頂き、伝統料理を作ってみたり、創作料理を生み出して、香川県の食文化を「美味しい・楽しい・ヘルシー」で満たし、盛り上げていきましょう!!