こんにちは。タベルノスキーです。
今月は高松空港の近く、高松市香南町へ。
赤松農園の田中さんに、【小カブ】の成長の様子を見せていただきました。
まずは種まきから。
小カブの種は、細いテープに一粒ずつ並べられ、ロール状に巻かれています。
このテープはオブラートのように自然に溶ける素材で、環境にもやさしいのだそうです。

種まきは、機械にロールをセットして押しながら歩くだけ。
作業が楽になったと話してくれました。

前日に種まきをした畑を見せていただきました。
種は小さくて見えませんが、もう土の中に落ちていて、テープだけが細く残っていました。
種まきから5日後のビニールハウスでは、かわいらしい芽が顔を出していて、生命力を感じました。

さらに、種まきから約1か月後の畑では、葉がぐんと大きくなっていました。
カブは葉が大きく育ったあとで、実が太っていく作物です。
これから寒くなると成長はゆっくりになります。
時期をずらして植え付けを行い、収穫が途切れないようにしているそうです。
露地栽培は2月まで、ハウス栽培は3月末まで収穫が続きます。
そして、種まきから約2か月後の畑では、いよいよ収穫間近。
土の中で実がしっかりと大きくなっているのがわかります。

田中さんは農家になって8年目。「農業は本当に奥が深くて、すごい世界」と笑顔で話してくれました。
カブづくりはまだ2年目ですが、試行錯誤しながら経験を重ね、楽しんで挑戦している姿がとても印象的でした。

次週へ続く…
以前掲載したレシピから、「カブのペペロンチーノ」をご紹介いたします👍
