今月はキャベツをご紹介しています。
「寒冬(かんだま)」とも呼ばれる冬のキャベツは
寒さに耐えてギュッと身が締まり、葉もしっかりしていて
味が濃く、加熱すると甘みが増すのも特徴です。
今回は、そんな冬キャベツのおいしさを手軽に味わえる
「アンチョビ炒め」をご紹介しましょう。
炒め、といっても、家庭の火力ではどうしても水っぽくなりがち。
そこで、電子レンジで硬めに加熱してから
サッと炒める裏ワザ調理をご紹介。
お店レベルのシャキシャキ感が味わえます。
<キャベツのアンチョビ炒め>
所要時間:15分
<材料>(2人分)
・ キャベツ…3−4枚(約200g)
・ アンチョビ(フィレ)…3−4枚
・ にんにくみじん切り…1かけ分
・ オリーブオイル…大さじ1
・ コショウ…少々
<作り方>
1)キャベツは洗って一口大に手でちぎる。軽く水気を切り、耐熱皿などに入れ、ふんわりとラップをかけて600wで2分加熱。
2)フライパンにオリーブオイルとアンチョビを入れ、中火にかける。油がフツフツと沸いてくると、アンチョビがほぐれやすくなるので(写真)、ヘラなどで細かくほぐし、にんにくみじん切りを加えて香りを出す。にんにくは焦がさないように気をつける。
3)(2)のフライパンにレンジ加熱したキャベツを加える。ほぐしたアンチョビを全体に絡めるイメージで強火で約30秒、手早く炒める。仕上げにコショウ少々をかけて出来上がり。
1缶開けても、一度に使い切れないことが多いアンチョビ。
そんなときにキャベツといっしょにサッと作れる1品です。
冬キャベツを炒めるときは“あらかじめレンジ加熱”を
覚えておくと便利ですよ。