vol.332【キャベツ】

今月はキャベツをご紹介しています。

「寒冬(かんだま)」とも呼ばれる冬のキャベツは

寒さに耐えてギュッと身が締まり、葉もしっかりしていて

味が濃く、加熱すると甘みが増すのも特徴です。

今回は、そんな冬キャベツのおいしさを手軽に味わえる

「アンチョビ炒め」をご紹介しましょう。

炒め、といっても、家庭の火力ではどうしても水っぽくなりがち。

そこで、電子レンジで硬めに加熱してから

サッと炒める裏ワザ調理をご紹介。

お店レベルのシャキシャキ感が味わえます。

 

<キャベツのアンチョビ炒め>

所要時間:15分

 

<材料>(2人分)

・ キャベツ…3−4枚(約200g)

・ アンチョビ(フィレ)…3−4枚

・ にんにくみじん切り…1かけ分

・ オリーブオイル…大さじ1

・ コショウ…少々

<作り方>

1)キャベツは洗って一口大に手でちぎる。軽く水気を切り、耐熱皿などに入れ、ふんわりとラップをかけて600wで2分加熱。

2)フライパンにオリーブオイルとアンチョビを入れ、中火にかける。油がフツフツと沸いてくると、アンチョビがほぐれやすくなるので(写真)、ヘラなどで細かくほぐし、にんにくみじん切りを加えて香りを出す。にんにくは焦がさないように気をつける。

3)(2)のフライパンにレンジ加熱したキャベツを加える。ほぐしたアンチョビを全体に絡めるイメージで強火で約30秒、手早く炒める。仕上げにコショウ少々をかけて出来上がり。

1缶開けても、一度に使い切れないことが多いアンチョビ。

そんなときにキャベツといっしょにサッと作れる1品です。

冬キャベツを炒めるときは“あらかじめレンジ加熱”を

覚えておくと便利ですよ。