vol.325【マンバ】

こんにちは。タベルノスキーです。

今月は高松空港の近く、高松市香南町の赤松さんの畑へ。

代表的な冬野菜のひとつ、【マンバ】をご紹介いたします。

 

【マンバ】は高菜の一種で、県内全域で生産されている香川の郷土野菜です。

株の外側から、大きくなった葉を一枚ずつ収穫していきます。

収穫しなかった小さな葉は、2、3日すると収穫できる大きさになります。

葉を取っても次々と収穫できる野菜ということで【万葉(マンバ)】(西讃地域では【百花(ひゃっか)】と呼ばれるようになりました。

赤松さんの畑で【マンバ】を作られている、田中さんにお話をお伺いしました。

田中さんは赤松さんの息子さん。

数年前から赤松さんと一緒に農業をされています。

 

田中さんは【マンバ】の生産者が減っていることを知り、今年から作付けを始められました。

「わからないことだらけだから、まずはやってみる。経験して、失敗もして、ひとつずつ覚えている段階です。」

マンバの先生にご協力いただきながら、1年目の収穫が始まりました。

収穫はいつ頃まで続きますかとたずねると「マンバだから、1万枚採れるまで(続けたい)」と笑顔で答えてくださいました。

これからの天候に恵まれ、春までたくさん収穫できますように。

 

次週へつづく…

 

以前掲載した「達人の簡単レシピ」から、「マンバのジェノベーゼうどん」をご紹介いたします👍

https://kagawa831.net/recipe44/