今月は香川県自慢の夏野菜、三豊なすをご紹介しています。
7月中旬から、県内あちこちの野菜売り場で見かけるようになってきました。
三豊なす。1個売りしている大きななすですよ。
「三豊」と名いう地名が示すとおり
主な産地は三豊市を中心とした西讃地域です。
しかし、三豊なすのおいしさがじわじわ広まってくると
最近では高松でも栽培されるようになってきました。
やわらかな果肉部分は水分をたっぷり含み
繊細な皮は傷つきやすいため
県外には出荷しにくい野菜といわれてきました。
つまり、香川県内でしか食べられない野菜だったのですが、ここ数年で輸送技術が向上し
少量ですが首都圏などでも販売されるようになってきました。
とはいえ、産地・香川で食べる三豊なすのおいしさは格別です!
鮮度のいい三豊なすに出会えたら
まずはそのまま、塩だけで食べてみてください。
水なすのようなジューシーなおいしさは
産地ならではの味わいです。
<三豊なすの塩だけ>
所用時間:5分
<材料>(2人前)
・三豊なす…1/2個
・塩…適宜
<作り方>
1) 三豊なすは食べやすい大きさに切って、1−2分水に浸け、ザルにとる。
2) 軽く水分をきってボウルに入れ、塩を少量パラパラとかけ、ザルをあおって全体に塩をいきわたらせる。2−3分置いてなすの色がさえてきたらできあがり。
アクが少ないのですぐに食べる場合は
水に浸ける必要はありません。
また、「塩もみ」的に手でもむと実が崩れるので
もまずにそのまま、塩を利かせます。
三豊なすの畑訪問のようすはこちらからどうぞ。