vol.259【三豊なす】

今月は香川県自慢の夏野菜、三豊なすをご紹介しています。

7月中旬から、県内あちこちの野菜売り場で見かけるようになってきました。

三豊なす。1個売りしている大きななすですよ。

「三豊」と名いう地名が示すとおり

主な産地は三豊市を中心とした西讃地域です。

 

しかし、三豊なすのおいしさがじわじわ広まってくると

最近では高松でも栽培されるようになってきました。

やわらかな果肉部分は水分をたっぷり含み

繊細な皮は傷つきやすいため

県外には出荷しにくい野菜といわれてきました。

つまり、香川県内でしか食べられない野菜だったのですが、ここ数年で輸送技術が向上し

少量ですが首都圏などでも販売されるようになってきました。

 

とはいえ、産地・香川で食べる三豊なすのおいしさは格別です!

鮮度のいい三豊なすに出会えたら

まずはそのまま、塩だけで食べてみてください。

水なすのようなジューシーなおいしさは

産地ならではの味わいです。

 

<三豊なすの塩だけ>

 

所用時間:5分

 

<材料>(2人前)

・三豊なす…1/2個

・塩…適宜

 

<作り方>

1) 三豊なすは食べやすい大きさに切って、1−2分水に浸け、ザルにとる。

2) 軽く水分をきってボウルに入れ、塩を少量パラパラとかけ、ザルをあおって全体に塩をいきわたらせる。2−3分置いてなすの色がさえてきたらできあがり。

 

アクが少ないのですぐに食べる場合は

水に浸ける必要はありません。

また、「塩もみ」的に手でもむと実が崩れるので

もまずにそのまま、塩を利かせます。

 

三豊なすの畑訪問のようすはこちらからどうぞ。

vol.257【三豊なす】