12月に入り、すっかり冬の寒さになってきました。
冬といえばお鍋。鍋には春菊
という方も多いのではないでしょうか。
西日本では「菊菜」とも言われている春菊。
香川県産は県内全域で栽培され
11月から出回り始めています。
年末に向けて出荷量が増加し
まさに旬を迎えています。
春菊の葉をよく見ると、ギザギザした鋭角的な葉の種類と
ふんわり丸みを帯びた葉(写真)があることにお気づきでしょうか。
どちらかというと、東日本にはギザギザの葉が多く
西日本は丸みのある葉が多いようです。
食感や味にも若干の違いがあります。
香川のスーパーではどちらも並んでいますので
ぜひ、食べ比べてみてください。
調理は、お鍋、すき焼き、湯豆腐、
天ぷらなどのほか、柔らかな葉をサラダにしたり
さっと茹でてお浸しにしてもおいしい野菜です。
常備菜にも向く「春菊のナムル」をご紹介しましょう。
<春菊のナムル>
所要時間:10分
<材料>(2人前)
・ 春菊…1/2袋(100g)
・ 塩…小さじ1、ひとつまみ
・ しょうゆ…小さじ1
・ ごま油…小さじ1
・ 炒りごま…小さじ1
<作り方>
1) 湯を沸かした鍋に塩小さじ1を入れ、春菊の下(茎)の部分から入れてそのまま30秒ほど茎だけ茹でたあと、全体を湯に沈めて約1分。硬めに茹で冷水に取る。
2)根元からまとめて両手でしっかり絞り、4センチの長さに切る。
3)ボウルにごま油としょうゆ、塩ひとつまみをよく混ぜ、(2)をほぐすように和え、ごまを加えてさらに和えたら出来上がり。
好みでラー油を数的入れるとピリ辛仕上げに。
焼肉の副菜にもぴったりな一品です。