おせち料理や和食に欠かせない
色鮮やかな金時にんじんの旬は冬。
今年も店頭に並び始めました。
香川県は金時にんじん生産量日本一を誇ります。
坂出市と観音寺市が2大産地。
どちらも栽培に適した水はけのよい砂地です。
これから年末にかけて
おせち料理やお雑煮用に需要がグンと伸び
農家にとってはもっとも多忙な時期に入ります。
その後、量は減りますが出荷は3月まで続きます。
西洋にんじんに比べて色鮮やかなだけでなく
柔らかく、にんじん特有の香りがマイルドなのも特徴。
西洋にんじん同様に洋食にももちろんおいしく使えます。
ただし、柔らかいので加熱具合は調節を。
すりおろしてお米と炊き込む
にんじんご飯はいかがですか?
赤いご飯はお弁当にも映えますよ。
<にんじんご飯>
所要時間:60分(炊飯方法によって異なる)
<材料>(4人前)
・ 米…2合
・ 金時にんじん…中1本(150〜200g)
・ 鶏がらスープ(顆粒)…小さじ2
・ こしょう…少々
<作り方>
1) 米を研いで30分程度浸水させる。
2) にんじんは半分を皮付きのまますりおろし、半分は粗みじん切りにする。
3) 炊飯器に米と(2)のにんじん、分量の水と鶏がらスープの顆粒を入れてよく混ぜ、普通に炊飯する。
4) 炊き上がったら底からふっくら混ぜ、余分な水蒸気を逃し、こしょう少々を振って混ぜたら出来上がり。
にんじんをすりおろすことで全体が色づき
粗みじん切りを加えることでにんじん感を残します。
にんじんが苦手な子どももこれなら食べられるはず。
西洋にんじんにも使えるレシピです。