「こうしまめ」と読みます。
こうしぶろ、こうしゅうふろ、ひらごうし、ひらまめ、三度豆……。
県内でいろいろな呼び名がありますが
市場では「甲子豆」と呼んでいます。
6月から11月頃まで出回り
今が旬で7月中旬にピークを迎える見込みです。
県内の産地は高松市塩江町などの山間部のほか
平地でも栽培されています。
生産者の高齢化で年々作り手が減っているのが残念です。
食べ方は、天ぷらや
茹でてサラダや和え物にしたり
白和えもおいしいですよ。
簡単に作れる「甲子豆のごま和え」を紹介しましょう。
<甲子豆のごま和え>
所要時間:15分
<材料>(2人分)
・甲子豆…1袋(100g程度)
・白すりごま…大さじ2
・醬油…大さじ1
・砂糖…大さじ1/2
<作り方>
1) 鍋に湯を沸かして塩ひとつまみを入れ、甲子豆を1分半程度茹でる。ざるにとったら、冷水で冷やす。
2) (1)の水分をよく拭き取り、筋があれば筋をとる。筋がなければヘタの部分を切り落とし、3cm程度に切る。
3) ボウルに白すりごま、醬油、砂糖を入れてよく混ぜ、甲子豆を和えたら出来上がり。
好みで大葉やみょうがの千切りをのせると
夏らしい香りが広がります。
写真はみょうがの千切りをのせています。
時間がたつと水分が出るので、ごま和えにするのは
食べる直前がおすすめです。