vol.90 【三豊なす その1】

7月〜10月上旬まで出回りますが、
旬のおいしい時期は、まさに今!お盆の前後です。

香川県でしか作られていない、まさに香川のブランドなす。
「三豊」という名前のとおり
三豊市、観音寺市の西讃地域を中心に
約3haで栽培されています。
三豊なすの普及を目的に2010年に結成された
「三豊ナス研究会」の会員、アキネットの秋山さん(写真)にお話を伺いました。

三豊なすは千両なす(一般的ななす)の3分の1程度しか収穫できない。
収穫までの栽培期間も千両なすより長い。
とても柔らかく傷がつきやすいので遠くに出荷しにくい。
など、いろいろとご苦労があるそうです。

皮が薄くて柔らかく
水分が多く、甘みが強いのが特徴。
加熱するとトロトロになって、口の中でとろけます。
なすはもともと油との相性がよいことで知られていますが
三豊なすは、ただ焼くだけ、素揚げするだけでも
とてもおいしくいただけます。