おせち料理やあんもち雑煮、
具だくさんのしっぽくうどん……。
香川の冬に欠かせない「香川の濃い赤」といえば
「金時にんじん」です。
今年も11月から出荷が始まりました。
かつては京都で多く栽培されていたことから
首都圏では「京にんじん」とも呼ばれていますが、
生産量は香川県が全国1位で
約8割を占めています。
栽培には水はけのいい砂地が適していて、
主な産地は坂出市、観音寺市です。
今年は度重なる大雨や台風の影響で
畑が浸水したり畝が崩れたり、
例年にはない被害があったそうで、
生産者のみなさんは、大変苦労して育てたそうです。
おかげで、今年も例年通りの
立派な金時にんじんが出回っています。
香川の冬の赤=金時にんじん。
西洋にんじん同様に、どんな料理にも使えます。