香川の冬を代表する野菜といえば、まんばですね。
今年もまんばの季節が始まりました。
たくさん葉が取れる万葉（まんば）という東部の呼び方に対して
西のほうでは「ひゃっか」（一説には百貫取れるから）と呼ばれています。
まだ出始めの頃の葉は緑色で小さめですが
これからどんどん大きく育ち
寒さが増すごとに葉に紫色が濃く表れてきます。
豆腐と油揚げで炒め煮にした
「まんばのけんちゃん」は讃岐の冬のごちそうですね。
これも、西のほうでは「ひゃっかの雪花（せっか）」と
呼び名が違います。
「雪花」は崩した豆腐を雪に見立てたそうで
風情のある美しい名前ですね。
