vol.376【小かぶ】

12月は来月まで出荷のピークが見込まれている小かぶをご紹介しています。

3月まで出回る見込みなので

春先まで楽しめそうです。

かぶの果肉は柔らかいので、鮮度がよければ生でサラダや浅漬けなどでもおいしくいただけます。

煮る、蒸す、焼く、お鍋の具材にも向く万能選手です。

基本的に皮ごと食べられますが

硬い場合はむいて使います。

煮る場合は皮付きのほうが煮崩れしにくいですよ。

 

今回は、ごちそうが続く年末年始の箸休めにぴったりの

「かぶの千枚漬け風」をご紹介しましょう。

千枚漬けは、本来は聖護院かぶという

大きなかぶの薄切りを甘酢で漬けたものです。

身近な小かぶを代用して、シンプルな調味料と

1時間程度の漬け込みで仕上げるレシピです。

 

<かぶの千枚漬け風>

 

所用時間:作業5分(漬け込み1時間)

 

<材料>(作りやすい量)

・   小かぶ…2〜3個(約250g)

・   酢…大さじ2

・   砂糖…大さじ1・小さじ1

・   昆布…5センチ四方1枚

・   輪切り唐辛子…好みで少々

・   塩…小さじ1/2

 

<作り方>

1)かぶは茎を2センチくらい残して皮をむき、茎の部分をにぎってスライサーで輪切りの薄切りにする(写真)。

2)ジッパー付き袋に酢、砂糖、昆布、輪切り唐辛子と塩を入れ、よく溶かし、かぶを加えて全体をなじませる(写真)。空気を抜くようにジッパーを閉じ、冷蔵庫で1時間以上漬け置く。

3)かぶを取り出し、昆布はせん切りにしてかぶに混ぜたら出来上り。

 

砂糖は白砂糖を使うと、かぶの白さがきれいに出ます。

唐辛子が苦手な方は、ゆず皮のせん切り小さじ1に置き換えると、お正月らしい品のいい仕上がりが楽しめます。

日持ちは冷蔵庫保管で3日ほどです。

 

小かぶの畑訪問のようすはこちらからどうぞ。

vol.374【小カブ】