vol.369【ミニトマト】

こんにちは。タベルノスキーです。

今月はさぬき市へ。上野さんの【ミニトマト】をご紹介します。

 

上野さんのミニトマトは8月、苗の植え付けから始まります。

収穫のピークは秋(10〜11月)と春(5〜6月)の年2回です。

夏野菜のイメージが強いミニトマトですが、暑すぎる真夏を避け、10月から翌年の7月上旬まで収穫は続きます。

その間、木は横に這うように管理し、夏には10mもの長さに成長します。

収穫が始まると、葉かきや芽かきといった日々の手入れに加えて収穫作業も加わり、一気に忙しくなります。

ご家族で協力して収穫を行い、JAへ出荷。

さぬき市ではJAが選果やパック詰めを担ってくれるため、生産に専念できる環境が整っています。

 

これからさらに寒くなり、気温が12度を下回ると暖房を入れて育てます。

寒い季節に育つミニトマトは、成長がゆっくりな分、うまみがギュッと詰まり、ひときわ美味しくなります。

現在、さぬき市のミニトマト部会には16名が所属しており、高齢化が進む中でも半数ほどが次世代に継承されています。

上野さんは「今後さらに栽培面積を広げ、地域の産地としての魅力を守り続けたい」と語ってくれました。

次週へつづく…

 

以前掲載したレシピから、「ミニトマトの春雨サラダ」をご紹介いたします👍

vol.304【ミニトマト】