こんにちは、タベルノスキーです。
今週も引き続き、琴平町にある香川県立農業大学校をご紹介します。
この学校では、将来香川で野菜づくりに取り組む“農家のたまご”たちが、農業の技術や経営について、座学と実習を通して学んでいます。
今回取材したのは「就農実践研修(1年コース)」の皆さんですが、ほかにも6か月コースや夜間の6日間コースなど、興味やライフスタイルに合わせて選べる多彩なプログラムが用意されています。
「農業に興味がある」「まずは基礎から学びたい」そんな方にぴったりの学びの場です。
香川県立農業大学校で学ぶ研修生の声、後半をご紹介します。
藤本さん(法人の土地を借りて就農予定)
アルバイトで農業を経験したことがきっかけで、「自分でも始めてみたい」と思い、基礎を学ぶために農業大学校へ通い始めました。
現在は法人が所有する土地を借りて、サツマイモの栽培から加工までを目指して準備中です。
干し芋をメインに、スイーツづくりにも挑戦したいと考えています。
「どこまでできるか分からないけれど、精一杯頑張ってみたい」と意欲を語ってくれました。
森さん(非農家から就農予定)
農業に興味を持ったきっかけは、お母さんが家庭菜園で育てたスナップエンドウを食べたときの感動から。
「野菜ってこんなにおいしいんだ」と驚いたそうです。
子どもも喜んで食べてくれたことが、非農家ながら就農を決意する大きな理由になりました。
有機栽培のグループで手伝いをしていた際、農業大学校を卒業して就農した人と出会い、自分もその道を目指すように。
毎日の食卓に並ぶような野菜を有機で育てたいという思いを胸に、農業大学校で学んでいます。
「量はたくさん作れないかもしれないけれど、子どもたちのために芋ほりなどの体験もできるような農業を目指したい」と、未来への想いを語ってくれました。
それぞれの想いを胸に、農業に挑む研修生たちの姿がとても頼もしく感じられました。
彼らの挑戦が、香川の豊かな食と風景を守り、つないでいく力になるはずです。
心から応援しています。
以前掲載したレシピから、「金時イモのポテトサラダ」をご紹介いたします👍