vol.355【なす】

今月は夏の代名詞、なすをご紹介しています。

ここ数年、郷土野菜の「三豊なす」が注目されていますが

香川のなすの主力は、なんといっても「千両なす」です。

産地は三豊市、観音寺市、善通寺市、丸亀市、そして三木町でも盛んに栽培されています。

例年、7〜10月にまとまった量が出荷されるのですが

今年は6月中にあっという間に梅雨が明け、その後の好天で一気に成長しました。

そのため、6月下旬から7月上旬にかけて大量に出荷が始まり

7月に入って一旦品薄気味に。7月下旬から再び安定した出荷が期待できる見込みです。

なすは、煮てよし焼いてよし揚げてよし…、の万能選手ですよね。

今回は、常備菜にもぴったりな「焼きなすのマリネ」をご紹介しましょう。

 

<焼きなすのマリネ>

 

所用時間:20分

 

<材料>(2人前)

・なす…2本

・ オリーブオイル…大さじ3

・ にんにく…1/2片

・ マリネ液…<オリーブオイル:大さじ3、酢:大さじ1、レモン果汁:大さじ1、粒マスタード:小さじ1、塩:小さじ1/2、こしょう:少々、バルサミコ酢(あれば):大さじ1>

 

<作り方>

1)なすは皮付きのまま2センチの斜め切りにする。

2)なすを焼く。フライパンにオリーブオイル大さじ3と、軽く叩いたにんにくを入れて中火にかけ、フライパンが温まったら両面うっすらきつね色に焼く。

3)焼いている間にマリネ液を作る。ボウルにマリネ液の材料をよく混ぜ合わせておき、(2)が熱いうちにマリネ液に浸ける(写真)。

4)そのまま10分おき、マリネ液がなすに浸みたら出来上がり。冷蔵庫で一晩冷やすとさらにおいしくなる。

 

そのままで1品に。肉料理や魚料理の付け合わせにもよく合います。

一晩おいてしっかりマリネするとジューシーな仕上がりに。サンドイッチなど(写真)パンに挟んでもおいしいですよ。

 

なすの畑訪問のようすはこちらからどうぞ。

vol.353【ナス】