今月は夏の代名詞、なすをご紹介しています。
ここ数年、郷土野菜の「三豊なす」が注目されていますが
香川のなすの主力は、なんといっても「千両なす」です。
産地は三豊市、観音寺市、善通寺市、丸亀市、そして三木町でも盛んに栽培されています。
例年、7〜10月にまとまった量が出荷されるのですが
今年は6月中にあっという間に梅雨が明け、その後の好天で一気に成長しました。
そのため、6月下旬から7月上旬にかけて大量に出荷が始まり
7月に入って一旦品薄気味に。7月下旬から再び安定した出荷が期待できる見込みです。
なすは、煮てよし焼いてよし揚げてよし…、の万能選手ですよね。
今回は、常備菜にもぴったりな「焼きなすのマリネ」をご紹介しましょう。
<焼きなすのマリネ>
所用時間:20分
<材料>(2人前)
・なす…2本
・ オリーブオイル…大さじ3
・ にんにく…1/2片
・ マリネ液…<オリーブオイル:大さじ3、酢:大さじ1、レモン果汁:大さじ1、粒マスタード:小さじ1、塩:小さじ1/2、こしょう:少々、バルサミコ酢(あれば):大さじ1>
<作り方>
1)なすは皮付きのまま2センチの斜め切りにする。
2)なすを焼く。フライパンにオリーブオイル大さじ3と、軽く叩いたにんにくを入れて中火にかけ、フライパンが温まったら両面うっすらきつね色に焼く。
3)焼いている間にマリネ液を作る。ボウルにマリネ液の材料をよく混ぜ合わせておき、(2)が熱いうちにマリネ液に浸ける(写真)。
4)そのまま10分おき、マリネ液がなすに浸みたら出来上がり。冷蔵庫で一晩冷やすとさらにおいしくなる。
そのままで1品に。肉料理や魚料理の付け合わせにもよく合います。
一晩おいてしっかりマリネするとジューシーな仕上がりに。サンドイッチなど(写真)パンに挟んでもおいしいですよ。
なすの畑訪問のようすはこちらからどうぞ。