5月は春から出回るにんにく=新にんにくをご紹介しています。
「新」と付くフレッシュな状態が楽しめるのは6月上旬までです。
前回の投稿で「みずみずしい皮にも十分にんにくの香りがあります」とお伝えし
にんにくの皮を使ったブーケガルニ(香草の束)をご紹介しました。
前回の記事はこちら
ブーケガルニは、カレーやポトフなど、肉・魚料理に入れて煮込むととても風味豊かに仕上がります。
今回はブーケガルニを使ったハーブフライドポテトをご紹介しましょう。
ちょうど新じゃがが出回っている時期ですね。
コロコロとした小さな新じゃがなら、切らずにそのまま揚げるだけ。
ブーケガルニがなければ、新にんにくだけでガーリックフライドポテトにしてもおいしいですよ。
<新にんにくのフライドポテト>
所用時間:25分
<材料>(2人前)
・じゃがいも…300g(ピンポン玉サイズなら15個前後、卵大なら5−6個)
・新にんにくのブーケガルニ…1束
※もしくは新にんにく…1/2球
・サラダ油…適宜
・塩…適宜
<作り方>
1)じゃがいもは新じゃがいもなら皮付きのまま、食べやすい大きさに切る(写真はピンポン玉サイズを半分にカット)。水分を拭き取り、水には浸けない。ブーケガルニの作り方は前回の記事を参考に。新にんにくだけで作る場合は、1/2球皮ごと使用(写真)。根の部分(下部)を切り落とし、皮と一片になるようバラしておく。
2)揚油を適宜(じゃがいもが浸かる程度)鍋に入れ、ブーケガルニ(または新にんにく、にんにくの皮)を入れてから、弱めの中火にかけ、じんわりと油に香りを移していく。
3)160度くらいの低温でじゃがいもを入れ15〜20分。じゃがいもはあまりいじらずじっくり揚げ、最後に強火にしてカリッと色づく程度に仕上げる。途中、ブーケガルニ(新にんにく)が焦げ始めた場合は、取り出す。
4)揚げたじゃがいもが熱いうちに塩をかける。新にんにくをいっしょに揚げた場合は、もちろんにんにくも食べられます。
新にんにくならではの香りを味わう一例です。
にんにくの香り漂うこの揚油で、下味を付けた鶏肉や小麦粉を振った小魚などを揚げても食欲をそそる香りでおいしく味わえますよ。
新にんにくの畑訪問のようすはこちらからどうぞ。