こんにちは。タベルノスキーです。
春野菜もそろそろ終わり、夏野菜が出回る季節になりました。
今月はさぬき市へ。
佐々木さんの【新にんにく】(生のにんにく)をご紹介します。
佐々木さんは兼業農家です。
平日サラリーマンの佐々木さんは、農作業ができるのは週末だけ。
収穫が1日遅れると実が割れることもあるため、収穫日を決め、逆算して10月中に植え付けをされました。
この日は1年の集大成である収穫日。
親せきやご近所さん、友人、仕事仲間、知人の知人、収穫体験の子供さんなど幅広いメンバーで作業をされていました。
農作業で人手が必要なのは、植え付けと収穫です。
佐々木さんは朝だけ、昼から、2時間くらいだけなど、来てくださる方の入れ替わりに合わせて作業の段取りを組み立てていました。
この日は深夜まで、延べ40人ほどが作業に参加。
時間だけでなく男性は体力を使う収穫作業、女性や年配の方には出荷できるようにんにくを整える作業など、各人に合わせた仕事の割り振りを心掛けていました。
人を集めるのは難しい時代ですが、自分だけでは到底終わらない作業。
時間を作ってくださる方が参加しやすいよう配慮することで、皆さんの力を借りることができているそうです。
それでも残った作業は、自力で終わらせます。
乾燥させていない生の新にんにくは、1日明るい場所に置くとアントシアニンで赤く変色し、中身は同じでも市場価値が半減します。
何とか真っ白な状態で出荷したいという、生産者の強い思いを感じました。
次週へつづく…
以前掲載した「達人の簡単レシピ」から、「ニンニクのアンチョビペースト」をご紹介いたします👍