vol.344【アスパラガス】

4月はアスパラガスをご紹介しています。

太さに比例しておいしいと言われているアスパラガス。

今の時期に採れる香川のアスパラガス「さぬきのめざめ」は

細くても筋張ることなくおいしいことをご存知ですか?

最近は調理によっては「細くてもおいしい」と

その価値が見直されてきています。

今では東京のスーパーでも香川県産の細いアスパラガスが並ぶようになってきました。

例えば、青椒肉絲(チンジャオロースー)。細切りピーマン、細切りたけのこ同様に、細いアスパラガスなら長さを揃えて切るだけです。

炒めるだけでさっと火が通る、実は使い勝手のいい食材なのです。

というわけで、今回は青椒肉絲ならぬ「アスパラ肉絲(ロースー)」をご紹介しましょう。

 

<アスパラ肉絲>  所用時間:20分

 

<材料>(2人前)

・細いアスパラガス…1束(約100g)

豚肉ロース(しょうが焼き用推奨)…120g

調味料A(肉の下味)…<しょう油:小さじ1弱、酒:小さじ1弱、塩:ひとつまみ>

片栗粉…小さじ2

調味料B…<しょう油:小さじ1、塩・砂糖:各小さじ1/2>

サラダ油…大さじ1

調味料C(仕上げ)<しょう油:小さじ1/2、ごま油:小さじ1

 

<作り方>

1)豚肉は5ミリの細切りにし、調味料Aで全体に味を染み込ませてから、均等に片栗粉をまぶす。

2)アスパラガスは下部に硬い部分があれば切り落とし、5センチに切る。下部と上部(先のほう)に分けておき(写真)、炒めるときに時間差で投入する。

3)フライパンにサラダ油大さじ1を入れ、しっかり加熱してから(1)の肉を入れて強火〜中火で1〜2分、肉をほぐすように手早く炒める。まだ完全に火が通っていなくてもかまわない。次にアスパラガスの下部を加え、1分後に上部も加えて全体を炒める。

4)調味料Bを入れて炒め、最後に鍋肌から調味料Cを回し入れ、強火で30秒ほど炒めたら出来上がり。

 

炒め物は火力とスピードが命。 食材、調味料はあらかじめ用意しておき、一気に加熱調理します。

アスパラガスのシャキシャキ感が残るよう 手早く仕上げて、熱々をどうぞ。

 

アスパラガスの畑訪問のようすはこちらからどうぞ。

vol.341【アスパラガス】