こんにちは。タベルノスキーです。
今月は高松市南部の岡本町へ。
坂田さんの【わけぎ】を見せていただきました。
みなさんは、わけぎとネギとの違い、ご存じですか。
わけぎはネギと玉ねぎの雑種と言われており、春が近づくにつれ、白い根元が小さな玉ねぎのように丸くふくらみます。
漢字で書くと分葱。
植え付けした球根が分かれて増えながら、株となって大きく育ちます。
店頭で見かける数本を束ねたわけぎは、株を分けた後の姿です。
香川県産は他県産とくらべると、白い部分が長いという特徴があります。
成長途中に根元へ土をかぶせる作業を何度か行い、白い根元が長くなるよう育てます。
白い部分は生で食べるとネギより辛く、加熱するとトロリとした濃厚な甘みを感じます。
岡本町は高松市では有名なわけぎの産地です。
以前は20件ほどあったわけぎ農家は、現在では3、4軒ほどになりました。
出回る量は減りましたが、2月から3月にかけてのわけぎは特においしい時期です。
酢みそあえはもちろん、お肉やチーズとの相性も良く、洋風メニューにもよく合いますよ。
次週へつづく…
以前掲載したレシピから、「分葱肉絲(わけぎロースー)」をご紹介いたします👍