11月は赤芽の里芋、セレベスをご紹介しています。
今月に入り例年並みの本格出荷が始まり
年明けまで店頭に並ぶ見込みです。
生産者の高齢化もあって
年々生産量が減っている傾向にあるため
ほとんどが県内で消費されています。
そういう意味では「香川でなければ食べられないおいしさ」とも言えますね。
冬の郷土料理、しっぽくうどんに欠かせないセレベス。
汁物や煮物に使うとねっとりとしたおいしさが特徴ですね。
今回は薄切りの豚肉を巻きつけて甘辛く焼いた
「セレベスの肉巻き」をご紹介しましょう。
こちらはホクホクとしたおいしさが味わえます。
<セレベスの肉巻き>
所用時間:30分
<材料>(2〜3人分)
・セレベス…中2個(300g)
・ 豚バラ肉うす切り…150〜200g
・ 片栗粉…大さじ1
・ <調味料>しょう油・酒・砂糖:各大さじ2、みりん:大さじ1
・ サラダ油…大さじ1
<作り方>
1)セレベスは皮をむいてタテ半分に切る。耐熱容器に並べてふんわりラップをかけ600wで3分程度加熱。このあと焼くので硬めの加熱でかまわない。粗熱がとれたらタテに1.5センチ角の棒状に切る。
2)豚バラ肉を広げ、棒状のセレベスに端からきっちり巻く。表面に片栗粉少量をまぶす。
3)フライパンにサラダ油を入れ、中火にかけ(2)の豚肉の巻き終わりを下にして並べ、焼く。肉が縮んでしっかり巻き付いたら、返して全体にカリッと焼き色が付くくらい焼く。
4)余分な油分をキッチンペーパーで拭き取り<調味料>を入れて加熱。味をからませたら出来上がり。
豚バラ肉がカリッと焼けたところに
砂糖しょう油の甘辛味をからませるのがポイント。
肉衣に包まれたホクホクのセレベスが味わえます。
ご飯にもお弁当のおかずにも合いますよ。