vol.308【オクラ】

7月は “オクラ”をご紹介しています。

梅雨が明け、真夏の日差しの下で香川県産オクラは最盛期を迎えています。

最盛期=旬です。おいしくてお値打ちなんです。

 

鮮度のいいオクラなら生でも食べられます。

表面のうぶ毛は取り除いたほうが口当たりがよいので

塩で転がしてうぶ毛をこすり落とす、このひと手間は忘れずに。

薄く刻んでうどんやそうめんのトッピングにしたり

納豆や豆腐にかけて食べると、オクラ本来の味や香りが楽しめます。

 

収穫後数日たったものや、大きめに育ったものは下茹でしたほうが食べやすくなります。

同様に塩で表面のうぶ毛をこすり落としたあと熱湯に入れて1〜2分茹で(大きさ・硬さで調整を)、冷水にとります。

先に切ってしまうと栄養素が水に逃げ、水っぽく仕上がるので、乾いた切り口や硬い額をぐるりと切る以外は丸のまま茹でます。

炒め物、揚げ物、味噌汁の具にする場合など、調理の過程で加熱する場合は下茹では不要ですが、うぶ毛を塩で取るひと手間だけは忘れずに。

 

さて。今回は梅の酸味が暑い日にも食欲をそそる

「オクラの梅肉そうめん」をご紹介します。

 

<オクラの梅肉そうめん>

 

所用時間:15分

 

<材料>(2人前)

・ オクラ…4−5個

・ きゅうり…1/3本

・ みょうが…1個

・ 大葉…3枚

・ 梅干し(果肉)…1/2個分

・ めんつゆ(濃縮)…大さじ2

・ そうめん…3束(150g)

 

<作り方>

1) オクラはガクをぐりると切り落とし、まな板の上で塩小さじ1(分量外)でもみ、うぶ毛を落とす。新鮮なオクラならそのまま流水で塩を流して生で使用。下茹でする場合は塩をつけたまま熱湯に入れ、大きさ硬さによって1−2分茹で冷水にとる。

2) オクラは薄い輪切りにしてから、刻んで粘りを出す。きゅうりはあられ切り(5ミリ四方)に。みょうがと大葉はせん切りにしたあと細かく刻む。梅干しは果肉を包丁で細かく叩く。ボウルに切った具をすべてを入れてよく混ぜる。めんつゆ、水大さじ2(3倍希釈の場合)を加えて、全体に味をなじませる。

3) そうめんは表示通りに茹で、冷水を流しながらもみ洗いし、ザルにとり水分を切る。

4) そうめんを器に盛り、(2)を上からかけたら出来上がり。

 

まぜ麺のようによく和えて食べます。

梅肉を柚子こしょうに置き換えるのもおすすめですよ。

柚子こしょうは好みの量(辛さ)に調整しながら加えてください。

 

オクラの畑訪問のようすはこちらからどうぞ。

vol.305【オクラ】