vol.249【春大根】

「大根」と聞くと、おでんやお鍋など

冬のイメージがありますが

大根はほぼ一年中あり

 

今の時期に出回るものを「春大根」と呼んでいます。

冬の大根に比べるとみずみずしく

サラダや浅漬けにぴったりのおいしさです。

香川では坂出市の松山地区で多く栽培され

3月中旬から5月中旬に出回ります。

関西や関東にも出荷されているんですよ。

今年は2月に朝晩の冷え込みがありましたが

3月以降は暖かい日が続いたので

立派な太い春大根が多く出ています。

 

春らしい彩りの浅漬けをご紹介しましょう。

 

<春大根の梅酢漬け>

 

所要時間:15分

 

<材料>(作りやすい量)

 

・ 春大根…1/2本(350g)

 

・ 梅酢…大さじ3

 

・ 砂糖…大さじ2〜3

 

<作り方>

 

1)大根は皮をむき、2−3ミリのいちょう切りにする。ひと手間かけるなら梅や桜の型抜きにすると春らしい演出に。

 

2)ジッパー付き保存袋に、梅酢と砂糖を入れてよく混ぜ、砂糖を溶かす。

 

3)(2)に春大根を入れて少なくとも10分(重石不要)漬けたら出来上がり。一晩置いても大丈夫。

 

「梅酢」はしそで漬けた梅干を作るときに副産物で市販もしています。

寿司酢で代用しても作れますよ。

桜色はつきませんが、同様の浅漬けが楽しめます。

 

春大根の畑訪問のようすはこちらからどうぞ。

vol.248【春大根】