白ねぎと見間違えそうですが
わけぎは根の部分で見分けられます。
ねぎは1本1本独立して生えるのに対して
ねぎと玉ねぎの雑種ともいわれるわけぎは
球根で、漢字で「分葱」と書くように
結球した根本が分割して成長しています。
3月3日の桃の節句に「わけぎ和え」を食べるのは
子孫繁栄を願う伝統的な風習なのです。
香川では高松市岡本町を中心に栽培されています。
11月〜4月にかけて出回り
出荷量はこれから3月上旬にかけて増えてくる見込みです。
わけぎの調理といえば
「ぬた」など酢味噌和えが一般的ですが
ザクザク刻んでお好み焼きやチヂミにしても
炒め物にしてもおいしいんですよ。
青椒肉絲(チンジャオロースー)ならぬ
分葱肉絲=ワケギロースーもおすすめです。
<分葱肉絲 わけぎと豚肉の細切り炒め>
所要時間:15分
<材料>(2人前)
・ わけぎ…1束(4本)
・ 豚もも薄切り肉…150g
・ 肉下味…しょうゆ、酒、片栗粉、サラダ油:各小さじ1
・ 合わせ調味料…しょうゆ、酒:各大さじ1/2、塩:小さじ1/2、砂糖:ひとつまみ、
・ ごま油…小さじ1
・ こしょう…適宜
<作り方>
1)豚肉は細切りにして、肉下味の材料を入れたボウルでもみ込む。
2)わけぎは大きめの斜め切りにしておく。
3)合わせ調味料をあらかじめ合わせておく。
4)フライパンにサラダ油大さじ1(分量外)を入れて熱し、(1)を入れて炒める。肉の色が変わったら一度ボウルに取り出す。
5)同じフライパンに(2)を加えて強火で炒め、火がとおったら肉を戻し、合わせ調味料、こしょう適宜を入れて強火で炒め、最後にごま油小さじ1(分量外)をまわしかけたら出来上がり。
白いご飯といっしょに、わけぎがもりもり食べられる惣菜です。
お弁当にもどうぞ。