寒さが一段と厳しくなる冬は、かぶがおいしい季節。
香川県産は11月から6月にかけて出回ります。
漬物などに向く大かぶは11月から1月に
家庭で使いやすい小かぶは6月ごろまであります。
県内全域で栽培されているので
鮮度がよく、葉付きで出ているものは
まさに新鮮な証拠。
葉っぱは、みそ汁の具や油炒めに。
5%の塩で浅漬けにして刻んで
菜っ葉飯にしてもおいしいですね。
新鮮なかぶはくし切りや薄切りでサラダにすると
かぶ本来のおいしさが味わえます。
たとえば塩とオリーブオイルだけのシンプルな味付けがおすすめ。
かぶは出汁をよく吸うので
スープやシチューにも大活躍。
加熱するとくずれやすくなるので
コトコト煮るときは皮付きのまま調理しましょう。
鶏団子の旨味をかぶで味わうスープはいかがですか。
<かぶと鶏団子のスープ>
所要時間:30分
<材料>(2人前)
・ 小かぶ…2個
・ 鶏ひき肉…60g
・ だし…好みのだし400cc
・ 鶏団子の調味料…(酒:大さじ1/2、片栗粉:小さじ1/2、しょうゆ:小さじ1/2、おろし生姜:小さじ1/3、塩:ひとつまみ)
・ スープの調味料…(酒:小さじ2、みりん:大さじ1、しょうゆ:小さじ1弱、塩:ひとつまみ)
1)かぶは皮付きのまま茎2−3センチを残して半分に、大きければたて1/4のくし切りにする。かぶの葉の根元に砂があるので、ボウルに水を張った中でつま楊枝などでそうじする。
2)鶏団子を作る。ボウルに鶏ひき肉と調味料を入れ、ヘラでよく混ぜる。
3)鍋にだしを入れて沸かし、(2)をスプーンでとって鍋の中に入れていく。鶏団子に火がとおったら(1)のかぶを加えてフタをし、中火で10〜15分煮る。かぶに火がとおったら、スープの調味料を加えて味を整える。ひと煮立ちしたら火を止める。
かぶの葉の根元に砂が入っていることが多いので
必ず確認しましょう。砂のそうじが面倒な場合は
上部を切り落としてもかまいませんが
少し茎を残したほうが彩りよく仕上がります。