ネギは葉ネギと根深ネギに大別され
葉ネギは「青ネギ」と呼ばれています。
九条ネギや細ネギなど
青い部分=葉を食べるネギ全般を指します。
一方の根深ネギは長ネギ、白ネギのこと。
一般的に西日本では青ネギが
東日本では白ネギが多く消費されています。
その青ネギ。「さぬきの青ねぎ」として
香川県のお墨付き「さぬき讃ベジタブル」に認定され
県内のみならず、京阪神の方々にも
たくさん消費されています。
主な産地は観音寺市やさぬき市など。
1年中出回りますが、生産や流通の現場では
春どり、夏どり、冬どりの3シーズンに区切られ
10月から「冬どり」が店頭に並びます。
期間は2月まで。3月からは春どりとなります。
薬味に欠かせない青ネギで
簡単「ヤムウンセン」はいかがですか?
ヤムウンセンはタイの春雨サラダ。
ヤムは「和える」、ウンセンは「はるさめ」の意味です。
基本の味付けに、小口切りの青ネギを
たっぷり合わせるだけで
さっぱりとした箸休めの一品が簡単に作れます。
<青ネギのヤムウンセン>
所要時間:15分
<材料>(2人前)
・ はるさめ(緑豆)…40g
・ 好みの青ネギ…中ネギなら2本
・ ナンプラー…大さじ1
・ 砂糖…大さじ1
・ レモン(すだち等)果汁…大さじ1
<作り方>
1) はるさめは3−4分茹でる。青ねぎは小口切りにする。
2) ボウルに調味料を合わせておく。(1)をザルにあげ、熱いうちにボウルに加えてよく和える。途中で何度か天地を返しながら3分程度おき、はるさめに調味料を吸わせ、なじませる。
3) 器に盛り、小口切りの青ネギをたっぷりのせて出来上がり。よく混ぜ合わせて召し上がれ。
茹でエビやイカなどの魚介類、
きくらげ、パクチー、唐辛子などを加えると
より本格的なヤムウンセンになります。
具材を加える際は調味料を少し濃いめにすると
おいしく仕上がります。
写真は鶏モツと合わせた一例です。