香川県では東かがわ市大内(おおち)町が
パセリの産地です。
町名にちなんで「大内パセリ」のブランドで
流通しています。
一年中見かけるパセリですが
香川県産が出回るのは冬から初夏にかけて。
とくに冬場のパセリは苦味がマイルドで
出荷も安定しています。
パセリは脇役になりがちですが
柔らかなパセリの葉をメインにしたグリーンサラダは
肉料理の付け合わせにとってもよく合います。
今回は「エスカルゴバター」と呼ばれる
パセリとにんにくのバターペーストをご紹介しましょう。
フランスのブルゴーニュ地方発祥で
エスカルゴにこれを詰めて焼いた
ブルゴーニュ料理が知られていますが
日本の食卓なら
茹でたジャガイモや魚介類のソテーなど
いろいろな料理を格段においしくしてくれます。
<エスカルゴバター>
所要時間:20分
<材料>(作りやすい分量)
有塩バター…100g(常温に戻す)
パセリの葉…25〜30g
にんにく…2片
コショウ…少々
<作り方>
1) にんにく、パセリの葉をみじん切りにして、常温に戻したバターとコショウ少々をヘラなどでよく練り合わせる。
2) 空き瓶や小さなココットに詰めて、冷蔵庫で冷やし固める。必要な量だけバターナイフなどですくって使用する。保存は冷蔵室で2週間、冷凍室なら2カ月程度。
パセリは洗ったあとの水分を
しっかり取り除いておくのがポイントです。
(1)の工程でフードプロセッサーを使うと
簡単に作れます。
また、残った茎の部分は洋風煮込みの
ブーケガルニに使ってくださいね。