坂出地区には「坂出三金時(さかいでさんきんとき)」と名付けた
金時いも、金時にんじん、金時みかん(小原紅)があります。
そのなかのひとつ、坂出金時いもをご紹介します。
「坂出金時いも」の歴史は、昭和33年(1958年)
この地域に初めて「高系14号」というサツマイモが植えられたことから始まりました。
その後、品種改良を重ねて現在の紫色が美しい金時いもになり、
初出荷されたのは昭和44年(1969年)のことでした。
坂出の特産品としては、半世紀の歴史です。
サツマイモといえば、秋のイメージがありますが、
坂出金時いもは、どこよりも早く7月上旬から新物が出回り、
その後は貯蔵して2月頃まで出荷が可能です。
今年は大きなサイズで、色、形ともにきれいなものが多く
貯蔵することによって糖度も上がり
これからどんどん味のいい金時いもが並ぶ見込みです。
写真上は1本1本機械に通して洗浄されるようす。
こうしてきれいな紫色(写真下)の姿で出荷されます。