「坊ちゃんナンキン」とも呼ばれるこのかぼちゃは
かわいらしい名前のとおり
手の平にのるほどのミニサイズのかぼちゃです。
これは未成熟ではなく
小さくてもしっかりおいしい食べごろです。
特徴はなんといってもその小ささ。
ふつうのかぼちゃ１個では大きすぎると
半分や4分の１にカットされたものを購入する
ことが多い核家族でも、
坊ちゃんかぼちゃは
一般的なかぼちゃの４分の１程度ですので
丸のまま１個で購入できる点がいいですね。
カットしていないので、日持ちもいいうえ、
一度で使い切りサイズ、というのもうれしいです。
香川県でも以前から栽培されていましたが
生産者の高齢化に伴い、年々減少傾向にあります。
現在は高松市香川町の山手のあたりや
坂出市の王越地区で栽培されています。
出回るのは夏の終わり頃まで。
食べ方は、一般的なかぼちゃ同様
煮物や天ぷらなどもちろん美味しいですが
小さいサイズを生かして
まるごと器のように使った肉詰めやグラタン
スープ、プリンなどがおすすめです。
「かぼちゃは硬くて包丁を入れにくい」と
思っている方。
先に丸ごと電子レンジで加熱してから切ると
簡単に切れますよ。
