一年中店頭に並んでいる大根。
よく目にするのは「青首大根」と呼ばれている
上の部分が緑色の大根ですが
実はそのなかにも春夏秋冬、いろいろな種類があり
一年中途切れることなく
他県から香川に届けられています。
香川県産が並ぶのは12月中旬から5月にかけて。
なかでも3月頃まで出回るものを
「冬大根」と呼んでいます。
県内の主な産地は坂出市の松山地区で
JAを通じて四国・関西方面へと多く出荷されています。
この松山地区では
香川県が全国トップシェアを誇る
「金時にんじん」の栽培も有名で
金時にんじんの出荷が
ほぼ終了する12月下旬から
冬大根の本格的な出荷が始まるわけです。
今年は年始の寒波の関係で
やや小ぶりのサイズが目立っています。
ご存知のとおり
大根は部位によって向く調理がありますので
できれば丸ごと1本購入して
いろいろ試してみたいですね。
次回は冬大根のおいしい食べ方をご紹介します。