おせち料理に欠かせない真っ赤なにんじん、
「金時にんじん」が目につくようになってきました。
旬は12月~1月。おせち料理の準備に合わせて
年末が出荷のピークになります。
香川県産金時にんじんの全国シェア率は
なんと95%!(※)
栽培には砂地が適していて、主な産地は坂出市と観音寺市の砂地です。
写真の畑は、坂出市の金時にんじん畑です。
広大な一面がにんじん畑になっています。
ちなみに、金時にんじんの収穫が終わると
同じ畑で坂出金時いもの栽培が始まります。
金時にんじんは、オレンジ色の西洋にんじんと比べて
味が濃く、甘く柔らかいのが特徴。
おせち料理のお煮しめやお雑煮だけでなく
和食にも広く使われています。
また、シチューやカレー、みそ汁など
西洋にんじんを使ういつもの料理にもおいしく使えます。
簡単な一品「金時にんじんのツナマヨ和え」(写真)をご紹介しましょう。
皮を剥いて細切りにした金時にんじんを電子レンジで軽く加熱。
ツナ缶に、すりごま(白)、めんつゆ、ごま油、砂糖で味付けして
加熱したにんじんと和えたら、できあがり。
今夜のおかずにぜひどうぞ。
※農林水産省「作物統計調査」(H30年度)より。