わけぎは漢字で書くと「分葱」。
ネギと似ていますが、
根元を見るとその見分けができます。
わけぎは球根が分かれて１本ずつになっているので
根が少し膨らんでいたり
２本がくっついていたりします。
ネギは１本１本独立しているので
上から下までまっすぐな１本。
これを知っているとすぐ見分けがつきます。
香川県では高松市岡本町が産地として知られています。
11月〜４月にかけて出荷されますが
２月から３月上旬にかけて
つまり今がとくにおいしい時期。
昔から「ひな祭りの頃のわけぎはおいしい」と
いわれています。
ネギのような辛味がなく、独特の食感とほのかな甘みが特徴。
酢味噌で和えた「わけぎ和え」がおいしいですね。
わけぎの鮮度の良さは
球根の白さと青い葉のつややかさでわかります。
