県内全域で栽培されています。
10〜2月に出荷量が増え、とくに味がのっておいしくなるのは
気温が下がる12〜1月あたりです。
一般的に「春菊」と呼んでいますが
「菊菜(きくな)」と書かれたものを見たことありませんか?
はっきりとした定義はありませんが
ざっくり分ければ東日本では春菊、
西日本では菊菜と呼ぶことが多いようです。
春菊そのものの形状も、東と西では違いがあります。
東では葉の切れ込みがシャープでギザギザした葉が「春菊」。
香川を含めた西日本では
葉が大きく丸みを帯びたもの(写真)が多く
昔から「菊菜」と呼ばれてきたようです。
香川では葉がギザギザした春菊も多少出回っているので、見つけたらぜひ、食べ比べてみてくださいね。
さて。
春菊(菊菜)は、お鍋、すき焼き、天ぷらはもちろん
湯豆腐などでさっとお湯にくぐらせてもおいしいですよ。
軽く茹でておひたしやごま和え、ツナマヨで和えるのもおすすめ。
柔らかい葉はサラダにしてもほのかな苦味が絶品です。
春菊の茎は一見、筋張って見えますが
加熱すると柔らかく、葉とはまた違ったおいしさが味わえます。
お鍋や汁物で、茎も全部食べきりましょう。